Q1.当院で働こうと思ったきっかけは?
弓削病院を知ったのは大学の求人からでした。厨房システム説明の「ニュークックチルシステム」という単語に目を惹かれ、就職支援課の先生に弓削病院について詳しく話を聞きに行きました。「ゆげキッチン」という少し前に発行した冊子を見せていただき、当時こそニュークックチルシステムではありませんでしたが、栄養科スタッフ皆がよく話し合い、協力をして楽しくイベントメニューをやっている様子が描かれていました。その冊子から職場の雰囲気も伝わってきて、弓削病院に興味を持ちました。その後オンラインの院内説明会で、ニュークックチルシステムを始め、病院について詳しく教えていただきました。丁寧に対応していただき、栄養科内で様々なミーティングを行っていることを知りました。より良い食事を提供するためなのはもちろん、スタッフが働きやすい環境づくりのためのミーティングでした。説明会を受けて、ここで働きたいという思いが強くなり、就職試験を受けさせていただきました。
Q2.当院で働いてみてどうですか?
ニュークックチルシステムは、冷たい料理を盛り付け、チルド庫という寒い場所でカートに配膳するのですが、盛り付け時も配膳時も寒くて最初はつらい思いをしました。ですが慣れてくるものです。簡単に言うと出来た料理を盛り付けることがメインの調理作業になるので、盛り付けを丁寧に美味しそうにすることが患者さんに対する思いやりだと感じています。現在では調理研究会というチームがあり、そのメンバーの方たちを中心にきれいな盛り付けの仕方についてミーティングや勉強会などを行っています。色々なチームがあり、話し合いの場があるので自分の意見も出しやすく、また様々な意見に触れる機会でもあるのですごく勉強になります。 私は新卒で入りましたが新人には1年間教育係がつき、一定期間毎に何がどれだけできているかの確認と相談する機会があります。不安なことなども教育係の方が優しく聞いてくださるので心強かったです。また1年間の目標を立てるシステムがあり、目標をもって過ごすことで1年後の自分の成長を実感できます。
Q3.職場の雰囲気はどうですか?
職場の雰囲気は、時に厳しく、時にやさしく!という感じだと私は思っています。注意されるときはしっかりされるし、いつの間にか自分の仕事を手助けしてもらっていた!なんてこともあります。また、「ありがとうございます」という言葉がよく飛び交う職場だと思っていて、質問や相談がしやすく、思いやりのある職場だと思います。
Q4.これまで働いてきて嬉しかったことはありますか?
これまで働いてきて嬉しかったことは、1つは昨年の11月に行ったイベントメニューをやり遂げた時です。メニューはパン、グラタン、きのことピーマンのソテー、フレンチサラダ、プリンアラモードです。栄養士4人と管理栄養士2人で担当したのですが、メニューの案から、勤務調整や各個人の1日の動きの流れなどを考えました。普段はしない業務なのでとても大変でした。1つ上の栄養士の先輩と、限られた設備と器具でどこまでできるか頭を悩ませて1日の動きの流れを考えたのは今でも忘れません。当日は大きなミスもなく、患者さんにも好評だったのでうれしく思いました。 2つ目は、委員会で行っている、職員に向けた簡単な食事指導の記事を作成したことです。決めたテーマに沿って、定期的に院内のみの掲示板に投稿していきました。記事を通してですが、分かりやすい食事指導にするためにはどんな文章や表を用いるかを毎回考え、楽しく気軽に読んでもらおうとイラストも取り入れました。今年もテーマを変えて実施しているのですが、栄養士としての経験になっています。
Q5.みなさんへ一言
栄養科は働きやすい環境であり、私はここで働くことが出来てよかったなと感じています。また、先輩方がとてもしっかりされているのでとても頼りになります!栄養科の魅力が少しでも伝わっていたら嬉しいです!