治験管理室の仕事とは?

こんにちは! 今月は治験管理室からお届けします。

「治験管理室」と聞いても、あまり馴染みがないかもしれません。
どこの病院にも必ずある部署ではなく、当院では2005年に治験を開始したのと同時に設置されました。もう20年近く、治験に取り組んでいますので、このブログを読んでいる方の中にも、もしかすると治験にご協力いただいた方がいらっしゃるかもしれません。

今回は、治験管理室に所属する「治験コーディネーター(CRC)」の仕事をご紹介します。

私たちは日々、白衣姿で院内を動き回っています。外来や病棟で見かけたことがある方もいるかもしれませんね。
治験は通常、製薬会社の依頼によって始まります。内容としては、「決められた計画書に沿って患者さんのデータを集め、薬の効果や安全性を確認する」というものです。
通院中の患者さんや、治験広告をご覧になって来院された初診の方にご協力いただき、さまざまなデータを集めます。
血液検査や血圧、精神症状の評価なども重要なデータです。
治験コーディネーターは、これらの情報を漏れなく、正確に集めるためのスケジュール管理や準備も行っています。

当院のホームページでは、治験が適切に行われているかを審査する委員会(治験審査委員会)の会議の概要を公開しており、実施中の治験情報をご覧いただけます。

また、外来待合室にも治験情報のポスターを掲示しています。
ご興味のある方は、ぜひ「治験コーディネーター」にお気軽にお声かけください!

新しい薬の誕生に欠かせない治験。その現場を少しでも身近に感じていただければうれしいです。

治験

GO TOP
受付時間

(午前)8:30〜12:00
(午後)13:30〜15:30

096-338-3838

原則予約制ですが、急患はこの限りではありません。
土日・祝日・時間外の急変時はお電話にてご相談ください。